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動物が入ったことわざ・慣用句(わんちゃん編)

    日本には動物が入ったことわざや慣用句が数多くあります。

    最近では使われることが少なくなったかもしれませんが、日本の文化のひとつとして知っておいても損はないと思います。

    今回は動物が入ったことわざや慣用句の中で、わんちゃんが入ったものをいくつかご紹介させていただきます。

     

    【犬も歩けば棒にあたる】

    「何かをしていれば、良いことも悪いことも起こる」という意味です。

    例えば、わんちゃんが歩いているときに、棒にぶつかることがあります。

    これは予想しない出来事ですが、わんちゃんがじっとしていれば棒に当たることもないでしょう。

    このことわざは、「何か行動を起こすと、予期しないことが起きることもあるよ」という教えです。

     

    このことわざは、行動を起こすことで思わぬ結果が生じることを表しています。

    具体的には、何もせずにじっとしているよりも、行動を起こすことで新たなチャンスや困難に出会う可能性が高まるという意味です。

     

    例えば、新しい仕事に挑戦したり、新しい趣味を始めたりすると、思わぬ成功や出会いがあるかもしれません。

    しかし、その一方で、困難や失敗に直面することもあります。このことわざは、行動を起こすことの重要性と、それに伴うリスクを同時に教えてくれます。

     

    このことわざを通じて、私たちは何か新しいことに挑戦する勇気を持つべきだとも理解できます。

    行動を起こすことで、予期しない良い結果が得られることもあれば、困難に直面することもありますが、それもまた成長の一部だという教えです。

     

     

    【吠ゆる犬は打たるる】

     

    「大きな声で騒ぐ人は叱られることが多い」という意味です。

    言い換えると、目立つ行動や攻撃的な振る舞いをする人は、逆にトラブルに巻き込まれやすいという教訓を示しています。

     

    具体的には、あまりに自己主張が強い人や、他人を攻撃するような言動をする人は、その行動が原因で他人から反発を受けやすくなったり、問題を引き起こすことが多いということです。

    つまり、過度に目立とうとすることで、自分自身に不利益をもたらす可能性が高まるという警告を含んでいます。

     

    このことわざは、日常生活や職場での人間関係など、さまざまな場面で応用できる教訓です。

    自分の意見を持つことは大切ですが、それを表現する際には、周りとの調和や配慮を忘れずに行動することが重要だというメッセージを伝えています。

     

     

    【噛み合う犬は呼び難し】

     

    「仲良くない人やケンカしている人をまとめるのはとても難しい」ということです。

    具体的に言うと、わんちゃんがケンカしているときに、名前を呼んでも言うことを聞かないですよね。

     

    同じように、人間関係にも当てはめることができます。

    たとえば、争いごとや対立が多い人たちを仲良くさせたり、協力させたりするのは非常に難しいという意味にもなります。

    つまり、争いや不和がある環境では、調和を取ることが困難であるという教訓として使われます。

     

    このことわざを使う場面としては、例えばクラスメート同士がケンカしていて、先生が「仲良くしなさい」と言ってもなかなか聞いてくれないときなどに、「噛み合う犬は呼び難し」と言います。

    つまり、「ケンカしているときは言うことを聞かせるのが難しいね」という意味です。

     

    このことわざは、争いを避け、平和や調和を重んじることの重要性を示しているとも言えます。

    人間関係や社会生活においても、互いに理解し合い、協力することが大切であるというメッセージを含んでいます。

     

     

    【飼い犬に手を噛まれる】

    誰かが自分を助けたり支えたりしてくれた人に裏切られることを意味します。

    たとえば、あなたが一生懸命に世話をしているわんちゃんが、突然あなたの手を噛んだら驚いて悲しくなりますよね。この表現はその驚きと悲しみを比喩的に使っています。

     

    もっと具体的に言うと、例えば、友達が困っているときに助けてあげたのに、その友達が後であなたを傷つけるようなことをしたら、「飼い犬に手を噛まれた」と言うことができます。

    これは、あなたがその友達を信じていたのに裏切られたという意味です。

     

    この言葉を使うことで、人々は自分が感じた裏切りや失望を他の人にわかってもらいやすくしています。

    だから、この言葉を知っておくと、自分や他の人がどう感じているのかを理解するのに役立つかもしれません。

     

    【犬猿の仲】

    非常に仲が悪いことを表します。この言葉の起源は、犬と猿が本能的に互いを嫌い合うと信じられていることから来ています。

    したがって、「犬猿の仲」とは、まるでわんちゃんと猿のようにお互いに対立し、協力することができない関係を表します。

     

    具体的な例としては、学校のクラスメートや職場の同僚の中で、どうしても性格や考え方が合わず、いつも口論になったり、避けたりする人々の関係が挙げられます。

    このような関係性は、互いの存在がストレスの原因となり、協力や共同作業が非常に難しくなることが多い気がします。

     

    このことわざは、日常生活の中で人間関係の複雑さを表すために使うことができます。

    例えば、「あの二人はまるで犬猿の仲だね」という風に使うことで、その二人が非常に相性が悪く、仲が悪いことを簡潔に伝えることができます。

     

    具体的には、クラスでずっとケンカしている二人の友達がいたら、「あの二人は犬猿の仲だね」と言うことができます。

    この表現を使うことで、すぐにその二人がとても仲が悪いことが伝わります。

     

    このように「犬猿の仲」という言葉は、誰かと誰かがとても仲が悪いときに使う便利な表現です。日常生活の中で、もし見かけたらぜひ使ってみてください。

     

     

    【夫婦喧嘩は犬も食わぬ】

     

    夫婦のけんかは他の人が関わるべきではない、という意味です。

    簡単に言うと、夫婦がけんかしているときは、他の人が口を出さない方が良いということです。

     

    例えば、友達の家に遊びに行ったときに、その友達のお父さんとお母さんがけんかしていたら、どうするべきでしょうか。

    たぶん、その場から離れて静かに待っている方がいいですね。なぜなら、夫婦のけんかは時間がたてば自然におさまることが多いからです。

     

    このことわざは、他の人の家庭の問題に首を突っ込むと、逆にトラブルになることがあるという教えでもあります。

    だから、夫婦がけんかしているときは、そっとしておくのが一番だと言われています。

     

     

    【犬兎の争い】

     

    二人が争っている間に、第三者が利益を得ることを意味します。これは中国の古いお話から来ています。

     

    このお話では、犬とウサギが激しく争っていました。彼らはお互いに全力で戦い、どちらも勝つために一生懸命でした。

    しかし、戦いに夢中になっている間に、第三者が現れて、その争いの結果として得られたものを持って行ってしまいました。

    犬もウサギも疲れてしまって、何も得られなかったのです。

     

    このように、誰かが争っているときに、その争いに関係のない人が利益を得ることを「犬兎の争い」と言います。

    このことわざは、争うよりも協力した方が良い結果を得られることを教えてくれています。

     

     

    【尾を振る犬は叩かれず】

     

    「愛想の良い人や動物は嫌われない」という意味です。

    例えば、犬が尾を振って嬉しそうにしていると、その犬は周りの人から可愛がられますよね。

    同じように、いつもニコニコしている人や親切な人は、みんなから好かれやすいのです。

     

    このことわざは、私たちに「周りの人に対して優しく、親切に接することの大切さ」を教えてくれます。

    もしあなたが友達や家族に対して優しく接すれば、自然とみんなもあなたに優しくしてくれるでしょう。

    逆に、いつも怒っていたり無愛想だったりすると、周りの人もあなたと接するのが難しくなってしまいます。

     

     

    【犬に論語】

    難しいことや価値のあることを、理解できない人や興味のない人に伝えようとしても意味がない、という意味です。

    このたとえは、犬に対して孔子(こうし)という古代中国の偉大な学者の教えを説いても、犬は理解できないだろうということから来ています。

     

    もう少し簡単に言うと、たとえばあなたがとても難しい数学の問題を赤ちゃんに教えようとしても、赤ちゃんはまだそのレベルに達していないので理解できないですよね。

    それと同じように、相手が理解できないことを一生懸命教えても、無駄になってしまうことがあるということです。

     

    だから、誰かに何かを伝えるときは、その人がその話を理解できるかどうかを考えることが大切です。相手に合った方法で話すことで、よりよく伝わるようになりますという教えです。

     

     

    【負け犬の遠吠え】

     

    「自分が負けたのに、遠くから文句を言っていること」を意味します。

    例えば、誰かがスポーツの試合で負けた後に、相手のチームがずるをしたとか、審判が公平じゃなかったとか、いろいろと言い訳をすることがありますよね。

    これが「負け犬の遠吠え」です。

     

    このことわざは、実際に犬が遠くから吠える様子をイメージして作られました。

    犬が遠くから吠えると、近くにいる人にはあまり怖くないし、ただうるさいだけで、実際には何もできないという意味が込められています。

     

    だから、「負け犬の遠吠え」と言われたら、それは「文句を言うよりも、次はもっと頑張ろう」という教えでもあります。

    負けたら、どうして負けたのかを考えて、次に勝つための努力をすることが大事ですよという教えです。

     

     

    【煩悩の犬は追えども去らず】

     

    私たちの心の中の欲望や悩み、迷いなどが、いくら追い払おうとしても簡単には消えないことを意味します。

     

    例えば、子供たちが大好きなゲームやお菓子がありますね。それをたくさん欲しいと思う気持ちや、もっと遊びたい、もっと食べたいという気持ちが「煩悩」です。

    これを「犬」にたとえています。犬がずっと家の周りをうろうろしているように、その欲しい気持ちや悩みも、いくら「もういらない」と追い払おうとしても、なかなか消えずに心に残り続けます。

     

    この言葉は、自分の心の中の欲望や悩みを理解して、それとうまく付き合っていくことが大切だということを教えてくれています。

    欲しい気持ちや悩みを完全に無くすことは難しいけれど、それをうまくコントロールすることができれば、もっと心が楽になるよ、という教えです。

     

     

    【犬は三日飼えば三年恩をわすれぬ】

     

    わんちゃんは少しの間でも世話をしてもらうと、その恩を長い間忘れないという意味です。

    これは、わんちゃんがとても忠実で感謝の気持ちを持っていることを表しています。

     

    例えば、あなたがわんちゃんを三日間だけお世話したとします。

    そのわんちゃんは、その短い期間でもあなたに感謝し、三年間もその優しさを忘れないでしょう。

    わんちゃんはとても賢くて、誰が自分を大切にしてくれたかを覚えているんです。

     

    このことわざは、人間にも当てはまることを教えています。

    誰かがしてくれた親切や助けを忘れずに感謝の気持ちを持ち続けることが大切だということです。

    わんちゃんのように、私たちも恩を忘れない心を持ちましょうという教えです。

     

    さいごに

    日本にあることわざや慣用句の中で、わんちゃんが登場するものについていくつかご紹介させて頂きました。

     

    良い意味のものもあれば、あまり良くない場合に使われるものもありましたね。

    いくつ御存じでしたでしょうか?

     

    ここでご紹介した、わんちゃんに関する表現だけでなく、

    他のどうぶつが入ったことわざや慣用句を探してみるのも楽しいかもしれません。

     

    ペット愛葬社 吉田

     

     

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