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働くわんちゃん

    ペットとして一緒に過ごしているわんちゃん達。

    家族の一員として毎日喜怒哀楽を共にし、癒しを与えてくれています。

    人間の言葉を理解していたり、落ち込んでいる時にはそっと寄り添ってくれたりした事もあるのではないでしょうか。

    そんな賢さや人間の数倍の聴力・人間の数千倍から一万倍とも言われている嗅覚・癒しの力を用いて社会で働いてくれているわんちゃんもいます。今回はそんな働くわんちゃんをご紹介したいと思います。

     

    警察犬

    テレビやニュースなどでも見る事がある警察犬はまさにわんちゃんの高い運動能力・聴力・嗅覚を活かしたお仕事とも言えます。一口に警察犬と言ってもその専門性によっていくつかの種類に分かれます。

     

    【麻薬探知犬】

    港や空港の税関で国内への麻薬の密輸入を事前に防ぐ為のお仕事です。

    日本には昭和54年に米国に協力してもらい、2頭の麻薬探知犬が導入されたのが始まりで、現在では全国で約130頭が活躍しています。

    貨物や郵便物に麻薬が隠されていた場合、それらを発見して教えてくれるアグレッシブドッグと旅行者が手荷物など身に付けていた場合に発見し、おすわりで教えてくれるパッシブドッグの2種類があります。

    犬種は主にシェパードとラブラドール・レトリーバーの2種類です。

     

    【跡追及犬】

    事件などの現場で犯人が残した遺留品の臭いを元に足跡臭などを追い犯人を捜すお仕事です。

    また、犯人だけでなく行方不明者の捜索も同様に行ったりもします。

     

    【臭気選別犬】

    逮捕した容疑者と現場に残された遺留品の臭いが一致するかを調べるお仕事です。

    一致した場合には、裁判でも証拠として認められる程でもあります。

     

    【威警犬】

    警察官と一緒にパトロールをする事により、犯罪抑止や犯人の威嚇をするお仕事です。

    もしパトロール中に不審者を見つけたり逮捕するような場面では腕や足に噛みつく事も認められています。

     

    警察犬になれる犬種は、日本警察犬協会により決められています。

    エアデール・テリア、ボクサー、コリー、ド―ベルマン、ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバー、ジャーマン・シェパードの7種類が「直轄警察犬」として各都道府県の警察で訓練を受けた後に配属されます。

    「あれ?テレビのニュースでトイプードルちゃんが警察犬として紹介されていたよ」という方がいらっしゃるかもしれません。直轄警察犬以外にも、一般の方が訓練を行い各都道府県が行っている「審査会」に合格すれば「嘱託警察犬」として認められ、警察から要請があった場合には警察犬として活躍できます。

     

    災害救助犬

    地震による家屋倒壊や土砂崩れなどの災害で行方不明になっている人を探して、救助のお手伝いをするお仕事です。災害だけでなく山で遭難した人の捜索の際にも活躍します。

    警察犬との違いは、警察犬の場合は特定の犯人の臭いを追跡するのに対し、災害救助犬は不特定の人物を探し出す事が目的となります。その為、警察犬は鼻を下に向けて臭いを追いかけますが災害救助犬は鼻を上向きにして空気中の臭いから人がどこにいるかを嗅ぎ分けます。

     

    セラピードッグ

     

    「セラピー」とは治療・療法などの意味で、お薬や手術などを行わなずに心身の不調を整えることを目的とした行為を言います。そしてこの行為を動物達に手伝ってもらうことを「アニマルセラピー」と言い、セラピー活動を行うわんちゃんをセラピードッグと呼びます。

    私達が一緒に暮らすペットちゃんたちからも癒しをもらっていると思います。そういう意味ではペットちゃんと過ごす方々は毎日アニマルセラピーを受けていると言えるかもしれません。

    セラピードッグは主に「動物介在活動」というお仕事を行います。

    これは、わんちゃんと触れ合うことにより安心感や癒しを与え、元気になる為のお手伝いをしてもらおうという活動です。

    また「動物介在教育」というお仕事も行う場合があります。

    これは、学校や児童施設などに訪問し、動物とふれあうことによって思いやりの心や命の大切さを学んでもらおうという活動です。

    このように、セラピードッグの活動範囲は広く、病院であったり介護施設・学校・児童施設・被災地・刑務所など色々な施設をまわり、人々に癒しを与えてくれています

     

    セラピードッグには指定された犬種や国家資格はないので、どのわんちゃんでもセラピードッグになれる可能性はありますが、いくつかの民間団体がそれぞれに認定試験を行っており、合格したわんちゃんに認定証を発行しています。

    また、セラピードッグの中には捨て犬や震災などで行き場を失ったり虐待を受けて保護されたわんちゃんもいます。

    こうしたわんちゃん達とふれあうことは、わんちゃんから癒しをもらうだけでなく、わんちゃん達に癒しを与えてあげる事も出来るという側面もあります。

     

    ファシリティドッグ

    「ファシリティ」とは、施設・設備・機関などの意味で、それらで働いているわんちゃんの事を「ファシリティドッグ」と呼びます。

    アニマルセラピーの一種で、セラピードッグが「動物介在活動」を行うのに対し、ファシリティドッグは「動物介在療法」といい、治療行為の補助もお仕事として行う場合があり、手術室に入ることも認められています。

    ファシリティドッグのお仕事の一部をご紹介いたします。

    ・手術室まで一緒にいてくれたり、時には患者さんと一緒に入り、麻酔が効くまでの間傍に付き添ってくれる

    ・点滴や注射を怖がる子供を応援する

    ・リハビリのお手伝いをする

    ・眠れない患者さんが眠りにつくまで添い寝してくれる

    ・最後を看取る

    他にもたくさんありますが、患者さんの不安や恐怖感を和らげ安心させてあげる事のできる素晴らしいお仕事です。

     

    また、セラピードッグと違い、いろんな施設を訪問するのではなく、特定の施設に常駐し加齢などで引退するまでそこで働いてくれます。

     

    医療にも携わることから、ファシリティードッグになる為にはセラピードッグよりも専門的で高度な訓練をクリアしなければなりません。セラピードッグの認定の場合は犬種を問わず、その子の性格や適正を見て判断されますが、ファシリティードッグの場合は血統を50代以上さかのぼって調べ、素質のある子だけが候補として残りそこから厳しい訓練が始まります。

    ファシリティードッグと一緒に行動するハンドラーさんにも厳しい条件があります。5年以上の臨床経験がある医療従事者に限られ、勤務する病院等の近くにファシリティードッグと一緒に生活します。

     

    盲導犬

    視覚障碍者の方が安全に歩くことが出来るようにサポートするお仕事です。

    警察犬と同じくらい働くわんちゃんとしては有名なのではないでしょうか。

     

    盲導犬は「身体障害者補助犬法」という法律で、一般にはわんちゃん同伴では入れない様ような公共施設や民間にも入る事が認められています。

    国から指定を受けた盲導犬訓練施設の法人が認定を行い、日本では主にゴールデン・レトリーバーとラブラドール・レトリーバーが活躍しています。

     

    盲導犬を見かけるような事があった場合、とてもおりこうさんでほめてあげたくなるかもしれませんが、決して声をかけたり見つめたりはしないであげて下さい。盲導犬のわんちゃんは人が大好きなので注意力が他の方にむいてしまうと本来のお仕事に集中できなるなる恐れがあります。例えば、信号待ちの場面では盲導犬は信号の色を見ているわけではなく、信号が青になった時の音などを障害者の方が聞いて判断し、盲導犬に合図を送って安全に歩くためのサポートを受けます。他にも、触ったり食べ物をあげたりもしないようにしてあげて下さい。

    聴導犬

    聴覚障害者の音に関するサポートをするお仕事です。

    目覚まし時計などのアラーム音、電話やFAX・メールの着信音、警報機、インターフォン、車のクラクションなど様々な音を聞き分けて、音の鳴る方へ誘導したり避難を誘導したりしてくれます。

    聴導犬も「身体障害者補助犬法」により、公共施設や民間施設への同伴が認められています。

    聴導犬を見かけた際に行ってはいけない事は盲導犬の場合と同じですが、緊急地震速報などで津波からの避難が必要な場合などはその内容まで聴導犬は判断できません。そのような場合はスマートフォンなどを利用して、障害者の方に知らせてあげて下さい。

     

    介助犬

    手や足などの身体になんらかの不自由がある人のサポートをするお仕事です。

    盲導犬・聴導犬・介助犬をあわせて身体障害者補助犬といい「身体障害者補助犬法」の適用を受けます。

     

    盲導犬が目の代わりに、聴導犬は耳の代わりになってくれるのに対して、介助犬は手足の代わりにもなってくれるのでお仕事範囲は様々なものになります。

    落としたものを拾う・ドアの開閉・指示したものを持ってくる・起き上がりや立ち上がりの補助・電気やエレベーターのスイッチを押す・服を着たり脱いだりする補助・靴を脱がせてくれる

    等々、指示したものを持ってくるの中には冷蔵庫を開けて取り出し冷蔵庫を閉めて持ってくるなど、そんな事も出来るの?といったサポートも行ってくれます。

     

    盲導犬・聴導犬・介助犬はそのパートナーの安全であったり不自由な部分のサポートをしてくれていますが、同時に障害を持った方々が、安心して生活できる精神的なサポートも行ってくれているとも言えます。

     

    牧羊犬

    家畜の群れの誘導を行ったり、外敵から守るお仕事です。

    牧畜犬とも呼ばれる事もありますが、牧畜犬は対象が主に牛や馬であるのに対し、牧羊犬は主に羊を対象とします。

     

     

    猟犬

    猟師が獲物を狩るためのサポートを行うお仕事です。

    猟犬は大きく2つの種類があり、鳥猟犬(ガンドッグ)と獣猟犬(ハウンド)とに分かれます。

    鳥猟犬は獲物を発見してその居場所を教えてくれたり、狩った獲物の回収を行います。

    獣猟犬はタヌキ・キツネ・イノシシ等を吠えながら追い詰めて猟師のサポートを行います。

     

    まとめ

    働くわんちゃん達についていくつかご紹介させて頂きました。

    ペットとして一緒に過ごしているわんちゃんの仲間が実はこんなにもすごい活躍をしています。

    もし、どこかで見かける機会がありましたら、お仕事のお邪魔にならないよう「がんばれわんちゃん。ありがとう」と心の中で見守ってあげて下さい。

     

    ペット愛葬社 吉田

     

     

     

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