2024年5月16日、弊社ペット愛葬社のスタッフが、動物葬祭ディレクター検定試験を受験いたしました。
検定試験は毎年1回、東日本会場と西日本会場でそれぞれ行われ、
今回は東京都千代田区のホテルルポ―ル麹町の東日本会場での受験になりました。
試験会場の様子(写真提供:一般社団法人 日本動物葬儀霊園協会)
動物葬祭ディレクター検定試験は、ペット火葬・葬儀にかかわる広範な知識と技能の習得を求められる認定試験です。
火葬の物理・科学的理解、ペット葬儀の従事者としての心構えと対応方法、ペットロスの理解と知識、
日本国内におけるペット葬儀の歴史と現状、さまざまな宗教とのかかわり、動物愛護法をはじめとした各種法令の知識など、
その出題範囲は多岐にわたります。
検定試験はペット火葬・ペット霊園事業の従事者だけでなく、
ペット用品事業者や、ペットトリマーや動物看護士の専門学生、人間の葬儀事業関連などさまざまな分野から、
今年は延べ200名ほどが受験されたようです。
弊社スタッフも、検定試験の必修テキストとなる『動物葬祭概論』を熟読・学習し、
さらに過去問題での演習も行い、1級試験に臨みました。
1級受験ということで、出題範囲のより正確な知識と高度な理解が求められる試験内容でしたが、
学習の成果を出すことができたのではないかと思います。
私たちペット愛葬社ではこのように、各スタッフがこの動物葬祭ディレクター検定試験を受験することにより、
ペット葬儀、ペット火葬ならびに動物霊園施設の従事者としての知識向上と意識向上を図っています。
またこうした取り組みは、大切な家族動物を亡くされたご家族様の悲哀に寄り添うことにつながるものであり、
サービス向上へ向けた非常に重要な点でもあります。
弊社スタッフは普段からお葬儀や火葬に携わり、ご家族様と接しておりますが、
いざ勉強してみると、見落としがちな点もいくつかあり、身の引き締まる思いがすると同時に、
学びや知識・技能向上というものは常に続けていかなければならないものだと、改めて感じました。
動物葬祭ディレクター検定試験とは
一般社団法人 日本動物葬儀霊園協会が主催する、一般の方々を対象とした動物葬祭に関わる検定試験です。
年1回、東日本会場(関東)、西日本会場(関西)の2会場で毎年開催されています。
2011年以降1200人以上の方が受験しており、
合格者には、受験級に応じ一級動物葬祭ディレクター(3年以上の実務経験又は2級合格者)、二級動物葬祭ディレクターの資格認定が与えられます。
動物葬祭ディレクター検定試験の受験資格
一級 動物葬祭の実務経験が3年以上の動物葬祭業に従事する従業員
及び動物葬祭業を1年以上営む実務経営者。検定試験2級合格者
二級 18歳以上の日本人と日本の永住権のある外国人
動物葬祭ディレクター検定試験の試験内容
① 動物葬祭の知識と実践
② 火葬の知識と実践
③ 遺体燃焼の基礎
④ 動物霊園管理
⑤ ペットロス
⑥ 喪主対応及び業務道徳
⑦ 衛生管理
⑧ 動物愛護法及び愛玩動物
⑨ 宗教と社会
⑩ 法令及び仏教の資料
出題はすべて、一般社団法人 日本動物葬儀霊園協会が発行する『動物葬祭概論』からとなっています。
『動物葬祭概論』は動物葬祭ディレクター検定試験の必修書で、
1級・2級共に同書の内容より出題されます。
『動物葬祭概論』は受験申込と同時に申し込みができます。
また、実際の出題形式と同様の過去問も申し込みができるようになっていますので、
あわせて申し込みを行うのがよいでしょう。
動物葬祭ディレクター検定試験の申し込み方法
検定試験の申し込みはすべて、一般社団法人 日本動物葬儀霊園協会のホームページから行う事ができます。
また、検定試験の必修書『動物葬祭概論』や過去問の申し込みも同様に、
協会ホームページから行う事ができます。
申し込みや、詳細については下記のリンクでご覧いただけます。
(写真提供:一般社団法人 日本動物葬儀霊園協会)
日本動物葬儀霊園協会について
一般社団法人 日本動物葬儀霊園協会は、
動物葬儀霊園業界では日本で初めて法人化された協会であり、各地域で実績と信用があると認められた動物霊園により構成された業界団体です。
動物葬祭業界の資質の向上に寄与する為の事業を行う事により、動物葬祭事業者を利用する一般動物愛護者の消費者利益を擁護し増進させ、元飼い主の心情に添った方法で適法かつ衛生的にペットの死体が扱われる様になる為の公衆衛生向上の為の啓蒙活動を行う事を目的とする
一般社団法人 日本動物葬儀霊園協会ホームページ(https://ndsrk.org/)より引用
としています。
協会会員数は、2024年4月現在合計124社を数え、
南は沖縄県から北は北海道まで、ほぼ日本全国の各都道府県から協会に入会されています。
会員法人には、多くの実績ある動物霊園事業者・動物葬祭事業を営む法人はもちろんのこと、
こうした動物葬祭業界にかかわる物品等の納入やサービスの提供を行う事業者もおり、
裾野の広い構成員からなる業界団体であるといえます。
さらに、協会の顧問に参議院議員の橋本聖子先生を招いており、
協会活動全般の指導や相談・助力に協力を仰いでおられます。
動物葬祭ディレクター検定試験は、同協会の重要な活動の1つであり、
業界従事者の知識と職業倫理の向上を目的として毎年開催されています。
また同検定試験の必携書であり、動物葬祭業界初の専門書でもある『動物葬祭概論』の発行も、
活動内容の柱の1つでもあり、同書は2011年の初版の発行以降、版を重ね2024年現在では第4版を数えています。
ほかにも、動物葬祭に関係する展示会等の主催及び参加事業、
動物遺体の正しい取扱いに関する啓蒙活動及び相談と助言事業を行い、
動物葬祭業界の健全な発展と社会的地位向上に貢献を果たすべく日々の活動を行っている、ということです。
一般社団法人 日本動物葬儀霊園協会 ロゴマーク
動物葬祭ディレクター検定試験の受験にあたり
このように堅固な事業基盤をもつ団体である、日本動物葬儀霊園協会が主催する検定試験、ということで、
動物葬祭ディレクター検定試験の受験と、資格認定を受けることは大きな意義を持つものと思います。
ペット葬儀・火葬ならびに動物霊園従事者としてのモラル意識の点検と向上にとどまらず、
愛する家族動物、わが子同然のペットを亡くされたご家族の悲しみに寄り添う配慮と姿勢をより良いものにするというサービスの質的向上、
さらには、そうした日々の活動や接遇が、広くは動物葬祭業界全体の社会的信用と地位向上、
亡きペットたちを安らかに送り出すという社会的気風の醸成に寄与することにつながるのではないでしょうか。
一方で、動物葬祭ディレクター検定試験に合格すればそれで終わり、というわけではありません。
検定試験受験に向けた学習の取り組みを通じ、動物葬祭の知識を身に着けことはもちろんですが、
これを1つのステップとして、日常より学びと技能向上の姿勢を忘れず、
ご家族さまに寄り添うお葬儀・ペット霊園運営とはどうあるべきかを常に問い、実践していくことが大切です。
動物葬祭ディレクター検定試験の時期はこうして身の引き締まる思いがするとともに、
これからもこのことを忘れずにスタッフ全員一丸となって、励んでいきたいと感じております。
ペット愛葬社 石郷岡
当社は北陸地域の金沢市、小松市、福井市、鯖江市の計8ケ所に店舗があり 石川は加賀・福井は敦賀と全域で、
ペット犬、猫、及び他動物のペット葬儀、ペット火葬、納骨、動物霊園運営を行っております
葬儀式場(セレモニー)や火葬場、動物霊園・ペット霊園の事前見学やご相談など致しておりますので、お気軽にご相談ください
ペット愛葬社
石川県金沢市古府西1-1 西部緑地動物霊苑 076-267-7788
石川県金沢市寺町5-6-10 金沢寺町動物霊苑 076-241-1055
石川県小松市長崎町4-118 小松ペット霊園 0761-24-1059
石川県金沢市高坂町ホ-13-1 セレモニープラザ森本(火葬場) 076-257-6732
福井県福井市堂島町110番地 福井動物霊苑 0776-54-5073
福井県福井市田ノ谷町21-4 大安寺動物霊苑 0776-59-1760
福井県鯖江市新横江1-816サンドーム北動物霊苑 0778-54-0005
福井県あわら市権世 セレモニープラザ(火葬場) 0776-74-1182