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10月22日(日) 西部緑地動物霊苑にて祥月月忌法要が行われました

     

    朝夕は、冷え込む日が増えてまいりました。

     

     

    高く澄みきった空に、

    心も晴れ晴れとした気持ちのいい秋の日、

    沢山の方々にご参列いただきました。

     

     

     

     

     

     

    YouTubeにて、法話の様子も公開しておりますのでご覧ください。

     

     

     

     

     

    ⇓ こんな法話をいただきました ⇓

     

     

    はい、第4日曜日の霊前供養が

    執り行われました。

     

    今日は昨日と打って変わって、

    非常に天候に恵まれてまして、

    青空なんかご覧になっていただいたかと思います。

     

    屋内にいるよりも、

    今日は屋外にいた方が「気持ちがいい」

    という方もいらっしゃると思います。

     

    これからどんどん、こういう季節というか、

    天候がなくなって来る時期に入ってまいります。

    そして、

    天候も穏やかな日が続いておりますので、

    うちのお寺は寺町寺院群にありますので、

    観光客の方々が、

    今日も沢山訪れていただいております。

     

    これから11月に入りまして、

    紅葉シーズンにもなりますと、

    皆さま方も各地へお出掛けする機会も

    多いかと思います。

     

    さて、今『観光』という言葉を使わせていただきました。

    頭の中で『観光』という字を

    思い浮かべてみて下さい。

    如何ですかね?

    観光旅行、観光に出掛けるという風に

    『観光』という言葉を使うんですね。

    “観る”に“光”と書いて『観光』と読みます。

    改めて考えてみますと、

    何かしっくり来なくないですか?

     

    『観光』と言いますと、

    どうですか?皆さま方。

    どちらかと言うと、遊びに行くという

    感覚じゃないですか?観光って。

    だったらば、『観行』でいいんじゃないかと、

    私なんか、そう思うんですけれども…

    『観行』の方が、観行旅行とか、

    遊びに行くにはしっくり来るんじゃないかなと、

    私なんか、そう思うんですが、如何ですかね?

    なんで『観光』が、

    遊びに行くに繋がってるのかな?と思うんです。

     

    昔々、どこかに、

    たぶんあれ、間違えてたと思うんですが、

    「○○観行」って書いてあるのを1回だけ

    見た事があるんですけど、後から考えると、

    あれ、間違えてたんじゃないかな、

    って思った事があったんです。

    敢えてその字で、

    そういう風に書いたのかも分かりませんけども、

    そういう事がありました。

     

    じゃあ、“観る”に“光”と書いて、

    何故観光か?という事でございます。

     

    “光”を“観る”という事なんですね。

    “光”ってどういうイメージですか?皆さん。

     

    当然「明るい」というイメージもあれば、

    「彩り」とか「勢い」とか「キレイ」とか、

    そういう風に思わないですか?

    「光の加減で、彩りが良い」とか、

    「あかるいな」とか、

    「光を浴びると勢い強い」というか、

    光にふわっと囲まれている

    イメージがあると思うんですね、光には。

     

    それで、

    観光旅行の『観光』に使われているのが、

    どうも『風光明媚』という言葉から

    来ているのではないか?といわれております。

     

    『風光明媚』皆さん知っての通り、

    観光旅行なんか行きますと、

    史跡や、季節柄、景色の良い所に行きますと、

    「風光明媚な所に来たな」

    という風に思われると思います。

    この『風光明媚』という言葉から、

    『観光』という言葉が

    使われているのではないかと思っております。

    “光”を“観る”という事でございます。

     

    『明媚』というのが、

    “清らか”という様な意味もございまして、

    「綺麗な、清らかな場所へ来たな」

    というイメージで、『風光明媚』

    そして『観光』という言葉にも繋がっている

    というのが、一般的な『観光』という風な

    意味ではないかな、とこの様に思っております。

     

    さて、仏教でも『観光』という言葉がございます。

    どういう事か、また違いや意味について

    ご紹介していきたいと思います。

     

    仏教で言う『観光』は、

    こちらに観世音菩薩様を祀って

    おりますけれども、観音様から出る光を

    『観光』と呼んでおります。

     

    観世音菩薩様ね。

    手から光を出してみたり、仏様によっては、

    額から光を放ったりして、

    皆さま方はどんな光かは見えませんけれども、

    光を皆さま方に浴びさせてくれているんですね。

     

    仏様は、皆さま一人ひとりの事を

    包んで下さっているんです。

    自分から光を出して、

    優しく包んで下さっているんです。

     

    または、しょんぼりしていたり、

    元気が無い人が光を浴びて元気になるように

    という事で、仏様は、人それぞれに合わせて、

    その光を遣わしていただいているんです。

     

    観世音菩薩様から出る、この光というのが

    『観光』という事でございます。

     

    皆さま方は、今日、

    動物たちの供養に来ていただいておりますが、

    観世音菩薩様の光で穏やかに

    包んで下さっている風に見えないですかね?

     

    ここへ来て、観世音菩薩様の前でご焼香して

    手を合わせる事によって、どうですかね?

    穏やかな気持ちになるとすれば、

    観世音菩薩様からいただいた

    光のお陰だと思います。

    そして、動物たちとのご縁を結んでいただいて、

    皆さま方の動物たちが、

    無事に迷わず極楽浄土へゆくように、

    導いて下さっているのも観世音菩薩様でございます。

    その観世音菩薩様から光が出ているのを

    『観光』と呼んでおります。

     

    これから観光シーズン、

    紅葉シーズンに入って、色々な所へ

    出掛ける機会があろうかと思います。

    寺院仏閣に行かれる方も

    いらっしゃるかと思います。

     

    仏様の目の前に立たれて、

    そっと手を合わせて、

    仏様にどうかお誓い下さい。

    「私は、正しく生きる」という事を、

    仏様にお誓い下さい。

    すると仏様は、優しい光で

    皆さま方を穏やかな気持ちにして下さいます。

     

    今日は皆さまに、穏やかな気持ちになって

    帰っていただければと思います。

     

    今日は、ようお参りいただきました。

    ありがとうございました。

     

     

    【担当:卜部】

     

     

    《次回の法要の日程をお確かめください》

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