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4月9日(日) 小松ペット霊園にて祥月月忌法要が行われました

     

    祥月忌法要における新型コロナウイルス対策と致しまして、

     

    ・受付前に消毒液設置

    ・入り口前にお焼香台設置

    ・受付時に非接触検温

    ・納骨堂内の出入り口の常時開放

     

     

    上記の対策を行い、

    皆様に安心してお参り頂けるように致しました。

     

     

     

     

     

    YouTubeにて、法話の様子も公開しておりますのでご覧ください。

     

     

     

     

    ⇓ こんな法話をいただきました ⇓

     

     

    ようお参りいただきました。

     

    4月に入りまして、

    暖かい日が続いておりまして、

    もう花も咲き乱れている所だと思います。

    皆さんも花見なんて、

    出掛けた方も沢山おられると思います。

     

    この4月、結構、花も咲いたり、

    暖かい穏やかな日が続いておりますが、

    この穏やかな月、

    4月にお生まれになったのが、

    私たちが慕っている仏教の開祖、

    お釈迦様でございます。

     

    4/8にお生まれになりまして、

    各寺院では、例えば「花祭り」とか、

    「灌仏会」「降誕会」とう名前で、

    お釈迦様の誕生を祝う法要が営まれているのも、

    この暖かい4月でございます。

     

    お釈迦様が生まれたインドでも、

    花が咲き乱れて穏やかな中、

    お釈迦様が生まれたという風に伝わっております。

     

    さて、このお釈迦様、

    元々が仏教のお釈迦様とういう名前では

    ございません。

    インドの、ある国の王様の子、

    王子として生まれた訳でございます。

    元々仏教の、という訳ではないんですね。

    ご存知の通りだと思います。

     

    お城で王子として、手厚い、大事にされて、

    お城で育てられた王子様でございます。

    当然、年頃になって、結婚もされて、

    お子さんもおられたという事でございます。

     

    お釈迦様、大人になってもお城の外へは

    まだ出た事がなかったそうでございます。

    お城では綺麗なものしか、王子様の為に、

    王様たちが見せて来ないんですね。

    食べ物にしても、見る物全て。

    綺麗なものしか見せて来ない。

     

    醜い物は一切見て来なかったというお釈迦様。

    自分の治める国の、例えばお城の外にも

    当然ながらこの様な世界が広がっているんだろうと。

    一般の方々も、

    さぞかし楽しそうに暮らしているんだろうな、

    と思いながらいた訳でございます。

     

    年頃になって、非常に好奇心が芽生えた所で、

    城の外を一回覗いてみようか、という事で、

    城の門をくぐったそうでございます。

    これを「四門出遊」という風に

    いっております。

     

    まずお釈迦様、東の門を出てみたんです。

    何があるかな?みたいなものですよ。

    すぐに目に飛び込んで来たのは、歯は抜けて、

    髪の毛は白髪交じりの、腰の曲がった老人が

    ヨボヨボと歩いている姿が出て来たそうです。

     

    お釈迦様はその姿を初めて見た訳でございます。

    人間が老いてゆく姿を、

    そこで初めて見たお釈迦様、びっくりして、

    もうそこから出なかったらしいです。

    「人間ってあんな風になるの?」

    という感じだったと思います。

    見た事無いですから、そういう姿を。

    お釈迦様は衝撃を受けた訳でございます。

     

    今度は西の門をくぐってみたそうです。

    西の門を出たら、飢えに苦しんで、

    病気に苦しんでいる人がそこら中に

    横たわっている姿が目に飛び込んできた訳です。

    当然ながら、お城の中でそういう姿を

    一切見た事もないし、初めて見た

    という事でございます。

     

    お釈迦様も非常にびっくりされて、

    「何だこれは、食べ物も無いのか」

    「病気で苦しんで、こうなっているのか」

    と、そこでもお釈迦様は衝撃を受けて、

    もうそこから出る事をしなかったという。

     

    そこで、またお釈迦様、好奇心旺盛ですから、

    じゃあ南の門だと。

    ここから出たら、

    素晴らしい世界があるんじゃないかと、

    期待されて南の門へと行った訳です。

    東と西は、あの状況ですから、こっちなら、

    と出て行ったそうです。

     

    南の門に出ると、

    今度は死人が運ばれて行く姿を見たと、

    要するにお葬式ですね。

    お葬式の列が行く姿を見たらしいです。

    死んだ人間を初めて見た訳です。

     

    もう完全にお釈迦様はそこで衝撃を受けまして、

    もう城の外へ出るのを止めて、

    考え込んでしまったそうです。

    「どこから、あの苦しみが来て、

    人間って何でああなってしまうのだろう?」

    自分が今までそういう生活というか、

    そういう事をしてこなかったので、

    衝撃を受けたんですね。

     

    「何でだろう?」と考えて、

    考え抜いた所、お釈迦様は最後に残っていた

    北の門をくぐった所、神々しい僧侶、

    神々しいお坊さんを見かけて、

    そこで決心をされたと。

    高僧になって、

    「この自分の苦しみは何処から出て来て、

    どうしてああなるのか、突きとめたい」

    という事で、そこで決心をされて、

    出家をされて仏道に励むという所で、

    これがお釈迦様の始めなんですね。

     

    「苦難苦行」といって、

    苦しい修行を6年間続けたお釈迦様ですが、

    なかなか悟れない、

    なかなか問題が解決しないという所で、

    もう疲れ果てて、死に絶えそうになった所で、

    木の根元の所で瞑想をされた所、

    そこで初めて悟られたという風に

    云われております。

     

    お釈迦様は瞑想をして悟った仏教の教えを、

    人々に伝えて歩いたのが80歳までと

    云われております。

    瞑想して、36歳の時に悟って、

    そこから80歳まで、

    自分が感じた、疑問に思って、

    仏教の教えを人々に広めて行く訳ですが、

    その活動をされて、今現在こうして

    “私たちの中にも仏教の教えが芽生えている”

    という事でございます。

     

    お釈迦様の教えは沢山ありますけれど、

    各宗派で色々なお釈迦様の教えを説いて、

    色々な宗派でやっておりますけれど、

    この中でお釈迦様は

    「死んだ人に手を合わせて供養しなさい」

    とは言っていないんですね、実は。

     

    どうして出来るようになったかというと、

    どんどん時代が流れて、お釈迦様の教えを

    弟子たちが長年伝えてゆく訳です。

    例えば、文字が無い時代でしたから、

    当時は口伝で伝えて行って、

    文字が発達してくると、

    今度は文字に収めるようになって、

    サンスクリット語という文字ですね。

    今度は中国に教えが伝わると、

    中国では漢文になって、

    日本には漢文で伝わっていたのが、

    片仮名みたいな、日本語に語訳しながら

    伝わってゆく訳でございます。

     

    その中で色々教えがあるのですが、

    教えに触れる中で自分たちの、

    人間としての命の尊さを学ぶ事によって、

    亡くなった方にも

    “手を合わせる”“供養をする”

    という気持ちが芽生えて、今現在こうして、

    例えばお葬式だったり、

    今日でしたら追善供養だったりというのが

    自然な形で出来ている訳でございます。

     

    皆さま方の動物たち、

    皆さま方の温かいお気持ちで

    手を合わせていただいている事によって、

    動物たちが成仏出来ているはずでございます。

     

    と、同時に、皆さまどうですかね?

    此処に、自分が愛して止まない

    動物たちの供養に訪れて、

    如何な気持ちになっていますかね?

    嫌な気持ちになっている人、いないと思います。

     

    来る度に

    「嫌な思いするんだ、あそこに行くと」

    っていう人いますか?

    苦しい、悲しいという人はいると思います。

    何故なら、亡くなってすぐの方、特にね。

    苦しいな、悲しいな、寂しいなっていう気持ち、

    あるかと思います

    が、しかし、こうして長年供養する事によって、

    苦しみや悲しみから解放されて、

    今度それが感謝の気持ちになって、

    そして、此処へ来る事が癒される

    という風になってゆく…

    これが追善供養の最終的な目的かと思います。

     

    ずっと長年、

    苦しいな、悲しいな、ごめんねって

    懺悔の気持ちでずーっといるというのが

    追善供養ではないんですね。

     

    ある時は苦しい、悲しい、寂しい、

    いっぱい出てきます。

    いっぱい出て来るんですね、初めのうちは。

    出て来るんですが、

    それを手を合わせて伝える事によって、

    自分たちの気持ちが和らいで、

    そして、此処へ来る事が

    「また会いに来たよ」と、元気な姿で、

    にこにこと声を掛けれる様になっていく

    という事が最終的な目的ですよね。

     

    是非、優しいお気持ちで、

    また来てあげて下さい。

    動物たちも、

    それをお待ちかねしているかと思います。

    また元気な顔を見せてあげて下さい。

     

    本日は、ようお参りいただきました。

    また来月もお待ちしております。

     

     

    【担当:卜部】

     

     

    《次回の法要の日程をお確かめください》

    法要行事

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