祥月月忌法要における新型コロナウイルス対策と致しまして、
・納骨堂内の出入り口の常時開放
・消毒液自動噴射器設置
・受付時に非接触検温
上記の対策を行い、
皆様に安心してお参り頂けるように致しました。
YouTubeにて、法話の様子も公開しておりますのでご覧ください。
⇓ こんな法話をいただきました ⇓
はい、おはようございます。
ようお参りいただきました。
2月の霊前供養でございます。
昨日は立春という事で、今日も青空の中での
霊前供養を迎えている訳でございます。
いよいよ「春が間近かな?」
と思っております。
今年は非常に寒い日が続いておりまして、
境内にも沢山の雪が残っている所、
お足元の悪い中、来ていただいております。
2/3には節分も終えて、
うちのお寺でも節分の行事もしておりまして、
いよいよ、もうそろそろ、日に日に
春の陽射しがまいって来るのではなかろうかな、
とこの様に思っている訳でございます。
そして、2月には、私たちにも
忘れてはならない日がございまして…
それはお釈迦様が入滅された、
涅槃になられた日ですね。
2/15は
“お釈迦様がお亡くなりになった日”
という事で、各寺院では
『涅槃』をしている訳でございます。
この涅槃、お釈迦様の事は、皆さん、
私も毎年この時期にお話していますので、
もうお解りかと思いますけどね。
お釈迦様は、元々お坊さんではなくて、
インドの王子様でございました。
29歳の時に王子という座を捨てて
出家をなさって、
修行に入られた訳でございます。
お釈迦様、
出家して6年間いろいろな苦行をされて、
35歳の時に瞑想に入られて、
悟りを開いた訳でございます。
35歳で悟りを開いて、
亡くなったのが80歳ですので、
35年間、私たちに仏教を伝道されたと。
そして、80歳で
お亡くなりになったという事でございます。
各お寺さんでも「涅槃画」出してますので、
亡くなった姿が描かれている絵を
沢山貼られている所、
見た方もいらっしゃるかと思います。
沢山のお弟子さんが周りを囲んでいる姿。
そして人間のみならず、
生き物も沢山その場に来ていただいております。
という事は、お釈迦様の教えというのは、
我々人間だけではなく、動物たちにも
その教えが広まっていってるのかな、
という事を感じ取れるという事でございます。
お釈迦様の教えが、
亡くなって、もう2000年以上、
2500年という風にも云われてますけれども、
こうして残っているという事ね。
同時は字がまだ発達していなかったので、
お弟子さんたちもお釈迦様の言った事を
ずっと覚えているというか、
口伝で伝えて行ってたんですね。
「お釈迦様は確か、この事をこう言った」と。
「いやいや、こう言ったんじゃないか?」
と言いながらね。
それを口伝で伝えていった訳ですが、
やっぱり口伝だと、
なかなか間違いもあるという事で、
文字が発達した頃に、
またお弟子さんたちが一同に集まって、
「お釈迦様は、こう言った」という事を
文字にしたためて残そうとした訳ですね。
当時、サンスクリット語で文字にしたためて、
お釈迦様の教えを残して行ったと。
日本に伝わった時には、
もう中国から来ていますので、
漢文という形で日本に伝わって、
お経という本が漢文で伝わって、
日本の学僧で
「もっと読みやすく出来ないのか?」
という事で、片仮名でカナをふって、
読みやすくしてお経の本を完成させたと。
そのお経の本を更に書き下して、
意味が解るようにして、私たちに、
皆さまに教えを伝えている訳でございます。
生活の中にも、沢山の“仏教の教え”
というものが伝わっております。
“しきたり”とか、“風習”とか、色々な所で
日本の元々あったものとミックスさせながら
伝わって行った訳でございます。
そして、私たちが知らず知らずのうちに
仏教の教えをこうして学んだり、体験してる
という事があるんです。
“教え”って、
本に書いてあるだけじゃないんです。
色々な所にありますからね。
例えば芸術品、
仏教芸術なんて、そうですよね。
仏像・仏具、あれも仏教の教えから、
ああいう風な形になって、
私たちに文字じゃなくて、見た目で
教えて下さっているというのも、
仏教の教えのひとつかと思います。
このように、私たちは知らず知らずの中で
仏教の教えを感じ取って、
生きてゆく糧にして行く訳なんです。
そして、この供養というのも、
仏教に寄り添って、
“拠り所として在る”というという事で、
供養を通して、私たちに生き方の色々な術を
教えていただいているという事を、
今日は感じ取っていただいて、
手を合わせて帰っていただいたら、
と思っております。
今日は2/15、
お釈迦さまの涅槃の前の霊前供養、
祥月月忌法要をこうして皆さまと迎えた事、
ありがたく思っております。
また来月、来ていただけたらと思っております。
元気なお顔をまた見せてあげて下さい。
本日は、ようお参りいただきました。
ありがとうございました。
【担当:卜部】
《次回の法要の日程をお確かめください》
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