祥月月忌法要における新型コロナウイルス対策と致しまして、
・納骨堂内の出入り口の常時開放
・消毒液自動噴射器設置
・受付時に非接触検温
上記の対策を行い、またスタッフのフェイスシールド装着を徹底することにより、
皆様に安心してお参り頂けるように致しました。
YouTubeにて、法話の様子も公開しておりますのでご覧ください。
⇓ こんな法話をいただきました ⇓
はい、皆さま、ようお参りいただきました。
今日は晴天の中で、動物たちの
祥月月忌法要を行ってきた訳でございます。
先月はお彼岸の期間中、
此処にも沢山の家族連れが動物たちの霊堂に
足を運んでいただき、
手を合わせていただいたかと思います。
さて、皆さま方がこうして毎月想いを馳せる
追善供養、動物、ペットの供養という事で
行っている訳でございます。
さて、『供養』という事でございます。
「供養しましょう」「供養しなさい」
「供養になるから」という風にね、
言い方あります。
『供養』とは何でございますか?
という事でございます。
名前は知っているけど…聞いた事はあるけど…
まあやっているんだけど…と言っていても、
『供養』とは何の為ですか?と言われる方々も、
今現在居られるかと思います。
『供養』という字を
頭に思い浮かべてみて下さい。
供え、養うと書いて供養といいます。
何を供えるんでしょうか?
という事でございます。
「色々お供え事と云われているやつでしょ」
と言われるんですが、この場合、
皆さま方の“想い”を供えるという事ですね。
まず“想い”を供える。
「自分の“想い”を供えて、自分たちの
心を養う」という事でございまして、
これを『供養』という事になりまして、
私たちが行っている追善供養
という事でございます。
今日、この場にお集まりの方々は、
誰に供養したというのでしょうか?
誰ですかね?
亡き動物たちへの供養に参加を
していただいた訳でございます。
では、何のために供養するんですか?
という事ですね。
さて、何のために供養しているんでしょうか?
という事でございます。
何のために毎月こうして供養しているのか?
という事でございます。
『供養』。
仏教の教えでは、生き物は亡くなってから
どうなるかと言いますと、
『輪廻転生』と云うように
繰り返しているんですよ、と言っております。
輪廻転生です。
聞いた事あろうかと思います。
輪廻転生…要するに、
生まれ変わっているんですよ、と
いう風に伝わっているんです。
この輪廻転生というのは、
(私は)現世において人間ですが、
「亡くなってからまた人間に生まれ変わる」
というのは必ずしも約束されていないんです。
何に生まれ変わるか分からないんですね。
輪廻転生…繰り返す訳です。
例えば私たちが人間として今回、
現在こうして生きておりますが、
亡くなってから輪廻転生繰り返すんですが、
じゃあ、何に生まれ変わって来るかは
分かっておりません。
もしかしたら動物かも知れません。
虫かも知れません。
または草花かも知れません。
ありとあらゆる生き物に、こうして
“輪廻転生”生まれ変わってゆくものだよ、
と伝わっております。
そこで生まれ変わってゆくんですが…
動物たちもそうですね。
皆さま方の動物たちがお亡くなりになって、
次何に生まれ変わって来るのか?といった所、
また同じようなワンちゃん、猫ちゃんに
生まれ変わって来るとは限ってないんですね。
もしかしたら人間として生まれ変わって、
皆さまとご縁を結ぶかも知れません。
または虫、草花となって
皆さまを癒す存在になるかも分かりません。
ここでござますね。
輪廻転生は生き物になって
生まれ変わるんですが、
その生き物の中にも、
生き物に応じての“生老病死”という
苦しみを味わっているんですね、実は。
例えば
人間として現在生まれて来ておりますが、
亡くなって、虫として
私たちが生まれて来たとしましょう。
虫だからと言って、虫には虫なりの
生老病死という苦しみを悶えながら、
虫として生きている訳でございます。
草花もそうでございます。
それを断ち切った状態、
全く苦しみの無い状態を表しているのが、
悟りを得た“仏の世界”という風に
伝わっております。
皆さんが悟りを得た何の苦しみの無い
仏になれれば一番いいんですが、
その方法として
仏教で色々な事を説かれています。
お釈迦様、説いているんですね。
仏教の実践に応じた修行をなさいなさい。
また、
仏教という教えによって精進して生きなさい
という風にお釈迦様は説いている訳ですが、
どうですか?なかなかそれ出来ないですよね、
生きている間。
出来ます?毎日毎日、修行出来ますか?と。
なかなか出来ない。
毎日毎日、
仏の教えに従った生活が出来ますか?
なかなか出来ませんよ。
生きている間に悟りを得て、
悟った状況で亡くなるって事、
ほとんどの方たぶん
居ないんじゃないんじゃないかな、と。
私もこういう風な、
皆さんと違ったこういう法衣を来て、
比叡山かどっか行って厳しい修行は
一通りしてきましたけど、
じゃあ、私が悟っているか?というと、
私もまだまだ悟っておりません。
菩薩という段階で
修行をしている状況でございます。
まだ、なかなか悟れないと。
ここで、じゃあ、どうするか?という所で
『供養』というものがあるんですね。
『供養』とか『回向』という風な名で
私たちが実践の功徳を積んでいる
という事でございます。
『供養』は
先程仰った通りの意味合いがあります。
『回向』という言い方もあります。
追善回向って言い方もあります。
今日もこうして
皆さま方の動物たちの供養する時に、
読経、つまりお経を読んでおります。
そのお経に“功徳”というものが
沢山あるんですね。
功徳、要するにご利益ですね。
お経という功徳にのって、
私たちが功徳を得て、
その功徳を分け与えるんです。
誰に?という事で、
今回は皆さま方に対しての動物たち。
動物たちに一生懸命功徳を
分け与えているんです、皆さま方。
そこに応じて皆さま方が
大事にしていた動物たちが、
輪廻転生というものを繰り返して
何に生まれ変わったとしても、
その功徳をいただいて成仏の世界に近づく
という事でこういう風な供養を
行っている訳なんです。
ですから私がよく言う
「追善供養を行いましょう」と言う事で、
また、皆さま方が
「今日は供養してあげよう」
「手を合わせてげよう」という所へ
繋がってゆく訳でございます。
さて、私たちは輪廻転生の世界におります。
次、何に生まれ変わって来るかも
分かりませんけども、
皆さま方が今行っている追善供養の行い、
つまり功徳は皆さま方が
大事にしておられた動物たちに伝わって、
またその動物たちが
安らかな世界に行ったとならば、
どうですかね?
皆さま方もほっとするし、
癒されるという事になります。
追善供養、
つまり供養をして動物たちの成仏を願うのが
当然でございますから、
何よりも“皆さま方の心がそっと安らぐ”
という所が追善供養の在り方ではないかな、
と今日はこの様に思って
お話しさせていただいてます。
また来月も温かいお気持ちで、
皆さま方の大事に
一緒に暮らしておりました動物たちに
この功徳、追善供養を差上げて、
動物たちがより良い苦しみの無い世界で
そっと安らかに休まれる事を願って
供養していきたいと思います。
また追善供養、
来月もお待ちしておりますので、
元気な姿、動物たちに見せてあげて下さい。
本日も、ようお参りいただきました。
【担当:卜部】
《次回の法要の日程をお確かめください》
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