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2月6日(日) 金沢寺町動物霊苑にて祥月月忌法要が行われました

     

    祥月月忌法要における新型コロナウイルス対策と致しまして、

     

    ・納骨堂内の出入り口の常時開放
    ・消毒液自動噴射器設置
    ・受付時に非接触検温

     

     

    上記の対策を行い、またスタッフのフェイスシールド装着を徹底することにより、
    皆様に安心してお参り頂けるように致しました。

     

     

     

     

     

    YouTubeにて、法話の様子も公開しておりますのでご覧ください。

     

     

     

     

    ⇓ こんな法話をいただきました ⇓

     

     

    おはようございます。
    ちょっと雪がありますので、
    こちらの中の方で今日はお話しさせていただきたいと思います。

     

    見ての通り沢山の雪が降っておりまして、
    皆さま方、今日もこうして動物たちの供養に来ていただいております。

     

    また感染状況も増加傾向にある中での供養日で
    ございましたが、こうして温かいお気持ちで
    皆さまと供養ができた事、なによりかと思っております。

     

    さて、2月には私たちにとって少し大事な日が
    ございます。ご存知ですかね?

     

    先日は節分が終わったので…
    節分の行事というのも日本の風習としてありまして、
    私のお寺でも節分の行事を執り行ってきた訳でございます。

     

    2月のもう一つ大事な事がありまして…
    それは2月15日にやって来るものでございます。
    お釈迦様の涅槃に入られた日となっており、
    要するにお釈迦様がお亡くなりになった日です。
    これは『涅槃』と言いまして、各仏教寺院では
    「涅槃会」というものを行っている訳でございます。
    お釈迦様の教えの下、私たちはこうして生きられております。

     

    さて、お釈迦様は無くなる時にどういう言葉を残されたかという事でございます。

     

    「涅槃画」というのを見た事ある方いらっしゃる
    と思うんですが、沢山のお弟子様たちとか
    動物たちとか、沢山の人たちに囲まれている姿なのですが…
    そこでお釈迦様が最期に仰った言葉がございます。

     

    それは「美しい」という事で言われたんですが、
    「美しい命、そしてこの世は甘美なものよ」と
    仰って、最期、逝かれたんですね。
    「命は美しい、この世は甘美なものよ」と
    いう風にお釈迦様は最期お残しになられて、涅槃寂静に入られたんです。

     

    『人の命は美しい、この世は甘美なものよ』

     

    言い換えますと、お釈迦様は生老病死という
    苦しみを克服するために修行なさって、最後悟り
    を開かれて私たちに教えを残されたんですが、
    この生老病死とか、色々な苦を克服した命という
    ものは美しいとお釈迦様は仰ったんです。
    そして「この世は甘美なものよ」と言ったのは、
    そのような苦しみを乗り越えた尊い人生という
    ものは、本当に尊いものだという事をお釈迦様は仰られたんです。

     

    生きていく中で色々な苦しみありまして、最大の
    苦しみがこの生老病死という苦しみでございます。
    この苦しみを乗り越えた命というものは美しいと
    お釈迦様はそういう風に例えて、
    またこの世の色々な無情であるこの世で
    生きて行くという事は本当に儚く、
    尊い事だったよという事を私たちに言い残されて、
    悟ったお釈迦様が最期にそういう風なお言葉を残されて逝ったんですね。

     

    お釈迦様は2500年前の話なんですけど、
    最近また悟った人がいるんです。
    人というか、悟った方がいるんです、最近。

     

    知っている人もいると思うんですが、
    煉獄杏寿郎って方がいるんです。
    知っていますか?
    煉獄杏寿郎さんって方がいるんです。
    「鬼滅の刃」知っていますか?
    「鬼滅の刃」に出てくるキャラクターに
    煉獄杏寿郎さんって有名な方がいます。
    知らない人はちょっと、全くわからないかも知れませんが…
    まあ、知っているという事で今日お話します。

     

    「鬼滅の刃」の煉獄杏寿郎さんという方でございます。
    映画の中でも凄い戦いをしてて、最後に
    鬼猗窩座って方に言い放った言葉がございます。
    『老いる事も、死ぬ事も、人間という美しい生き物だ』と。

     

    『老いるからこそ、死ぬからこそ尊い、儚いものだ』
    という風に言ったんですね。
    どういう事かと言いますと、これ、
    お釈迦様と同じ様な事なんです。
    悟ったからこそこういう言葉が出るんだ。
    私なんか見てましてね、悟ったゾーンに入ったかな?
    なんて見てましたけど。
    劇中でも、映画館でもその場面にきますと、
    涙流しながらスクリーンを見ている方
    沢山おられました。
    自分たちの心にグッと響く言葉でございますね。

     

    それも同じなんですね。
    生老病死というものに対して、
    人間である生老病死を受け止めて、
    そして移り変わる、その様に移り変わってゆく
    諸行無常という思いは無常であると。
    だからこそ永遠の命よりも今が大切なんだと。
    「老いる事も死ぬ事も、美しい、儚いものなんだ。
    だからこそ私たちはこうして一生懸命生きるんだ。」
    という事がこの名言の中に隠されているんでは
    なかろうかと思いまして…

     

    今日はお釈迦様が涅槃に入られた言葉と、
    最近悟られた鬼殺隊の煉獄杏寿郎さんのその名言
    と照らし合わせてお話しさせていただきました。
    この2つの名言、
    『命は美しい、この世は甘美なものよ』
    とお釈迦様が仰った言葉と、
    先程言った「鬼滅の刃」鬼殺隊の煉獄杏寿郎さん
    が仰った言葉
    『老いる事も死ぬ事も人間という儚い生き物』
    の話。

     

    『老いるからこそ、死ぬからこそ、愛おしく尊いものだ』
    という事が非常に似たり寄ったりな言葉だと
    思いますので、
    今日はその名言を紹介させていただきました。
    つまり、無情の世界でございます。

     

    今も無情の世界でございます。
    何もできないような時代になって。
    2年前、どうですか?
    大体できたんです。
    それが今はもう、2年前でいた事が、
    当たり前にできた事ができなくなった様に思います。

     

    無情である時代だからこそ
    「一期一会を大切にして私たちは生きていきたいな」
    とこの様に思っております。

     

    今日は、どうもありがとうございます。
    ようお参り下さいました。

     

     

    《次回の法要の日程をお確かめください》

    法要行事

    当社は北陸地域の金沢市、小松市、福井市、鯖江市の計8ケ所に店舗があり 石川は加賀・福井は敦賀と全域で、
    ペット犬、猫、及び他動物のペット葬儀、ペット火葬 、納骨、動物霊園運営を行っております
    葬儀式場(セレモニー)や火葬場、動物霊園・ペット霊園の事前見学やご相談など致しておりますので、お気軽にご相談ください

     

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