祥月月忌法要における新型コロナウイルス対策と致しまして、
・納骨堂内の出入り口の常時開放
・消毒液自動噴射器設置
・受付時に非接触検温
上記の対策を行い、またスタッフのフェイスシールド装着を徹底することにより、
皆様に安心してお参り頂けるように致しました。
YouTubeにて、法話の様子も公開しておりますのでご覧ください。
⇓ こんな法話をいただきました ⇓
皆さま、今日は、足元のお悪い中、
ようお参りいただきました。
さて、
7月に入りますと、皆さんご存知の通り、
新盆が…金沢市周辺は新盆ですので、
7月はお盆に入って参ります。
お盆の時期は、
13、14、15、16日でございます。
13日が送り火、そして16日が迎え火と
いう風になっております。
沢山の方々がお墓参りへ行かれるかと思います。
さて、
お盆になりますといつも私このお話し
させていただきますけれども…
覚えている方もいらっしゃるし、初めて
聞く方もいらっしゃるかと思います。
お盆の起源ですね。
知ってますかね?
お盆にお寺さんとか行かれて話し聞いてる方
いらっしゃると思うんですね。
お盆って何なのかって言う話なんですね。
お盆の起源は、
インドのサンスクリット語っていうのが
あるんですけど、
お盆は「ウラバンナ」という風に
言われており、
それが日本へ渡って来ると
「ウラバンナ→盂蘭盆会」という風に
渡って来た訳です。
「お盆=盂蘭盆会」です、正式名称はね。
「盂蘭盆」とは何ですか?と言いますと、
先祖供養かな?とお思いでしょうけど、
元はウラバンナは逆さ吊りに苦しんでいる
姿を言うんですね。
お盆とかけ離れてますので、
何故逆さ吊りで苦しんでいるのがお盆に
なったんですか?という話です。
まあ、
聞いた方もいらっしゃると思うんですが、
逆さ吊りの刑、
餓鬼道の世界を表しているんですね。
お釈迦様の弟子に目連さんという方が
いらっしゃいます。
名前くらい聞いた事あると思います。
目連って、何かお坊さんかな?
と思い浮かべるかと思います。
目連さんのお母さんが亡くなりました。
そして目連さんが供養を続けるんですが…
その目連さんが神通力という透視ですね、
その力をもってお母さんを探しに行くんです。
六道の世界へ。
当然、
自分のお母さん大事にしていただいたし、
恩がありますので、
自分もお坊さんですので、
迷わず極楽浄土で居られるだんろうと。
極楽まで行きましたら…居ないんですね。
いくら探しても、極楽浄土に。
どんどん六道の世界を探して行きますと、
何と餓鬼道に落ちていたんです、お母さん。
餓鬼の世界に落ちていたんです。
餓鬼の世界というのは、
貪りの世界、欲望の世界という風な、
みすぼらしいと言いましょうか、
そういう世界でございます。
どうしてお母さんが餓鬼道に落ちてたのか、
という所から始まるんです。
目連さんがお釈迦さまに聞いたんです。
神通力で調べたら、ウチのお母さんが
餓鬼道に落ちて苦しんでいるんですと。
飢えや渇きに苦しんでいるので、
一生懸命お水やお供物を届けるんですが、
お母さんの口元にいきますと、
燃えて無くなってしまって
全然口に入らないんです。
飲み物も、食べ物も。
そして飢えに苦しんでいる。
まずお母さんを助けたいというよりも、
何で餓鬼道に落ちてたか、という事。
お釈迦様に訊ねますと、
お釈迦様はこう仰います。
「目連、お前のお母さんは確かにお前を
可愛がって大事にしていた。
が、しかし、お前だけを可愛がっていた、
それが罪深き行い。
だから餓鬼道に落ちたんだ」という事。
「沢山いるお子さんの中でも
自分の子供だけを可愛がった。
他の子供には見向きもしなかった。
それが罪深い行いだから餓鬼の世界に
落ちたんだ」という事を
お釈迦様にお聞きになった訳です。
助ける術は無いのか?とお釈迦様に問うた所、
お釈迦様は
「沢山の僧侶に施しをしなさい」
「供養をしなさい」
と仰った訳ですね。
そこで目連さんは沢山の自分の同僚とかに
お供物沢山差上げて供養したんです。
それを以ってお釈迦様が、
その供養をいただいたお釈迦様が
その功徳を以ってお経をあげた所、
お母さんが無事に救われたという事が、
これがお盆の起源でございます。
お盆には沢山の方々が自分のご先祖様の
お墓やお仏壇に手を合わせるかと思います。
何気なく手を合わせている訳でございますが、
どうですか?
お墓の前なんか行きますと、
ご両親とかご先祖様にその恩を、感謝を
「ありがたいな」という風に肌で
感じる事が出来るんではないでしょうか。
また、お仏壇とかですね。
日ごろそこまで思わないんですが、
お盆になるとこういう方が沢山おられるのは
その事でございます。
そしてお盆の期間には、
供養するだけでなく、
『自分の行いを見つめ直して向き合う』
という風な期間にもなって来る訳で
ございます。
それを忘れずにお盆の期間中
ご先祖様への供養して、
何よりも今日はお盆目の前にして、
こうしてワンちゃん、猫ちゃん、
小動物たちにも手を合わせていただきました。
ご先祖様のみならずでございます。
皆さま方が可愛がっていただいた動物たち、
皆さま方に沢山の想い出をいただいたかと思います。
かけがえのない想い出でございます。
胸に手をあてて考えてみて下さい。
沢山いただいているはずでございます。
癒やされた気持ち、助けられた気持ち、
共に楽しんだ気持ち。
いっぱい動物たちは皆さま方にその気持ちを
差上げて、今、
極楽浄土へ旅立っている訳でございます。
お盆には皆さま方がこうして手を合わせる姿、
待ち遠しく思っているはずでございます。
また、
お盆の期間中納骨堂へ足を運んでいただいて、
優しいお気持ちで手を合わせていただく。
そして思いを、またカタチにする
という事でございます。
動物たちの想いは、皆さまの心の中では
消えない想いでございますので、
どうか優しいお気持ちで、
またお盆の期間中にお越しいただいたら幸いかと思います。
では雨の中、ようお参りいただきました。
これから、また暑い日が
続いてくるかと思います。
どうぞお身体に気を付けて、
またお盆をお迎えください。
ようお参りいただきました。
《次回の法要の日程をお確かめください》
法要行事
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