祥月忌法要における新型コロナウイルス対策と致しまして、
・受付前に消毒液設置
・入り口前にお焼香台設置
・受付時に非接触検温
・納骨堂内の出入り口の常時開放
上記の対策を行い、またスタッフのフェイスシールド装着を徹底することにより、
皆様に安心してお参り頂けるように致しました。
YouTubeにて、法話の様子も公開しておりますのでご覧ください。
⇓ こんな法話をいただきました ⇓
皆さま、ようお参りいただきました。
先月は大雨の影響で、
小松市内に住まれている方で、
此処にももしかしたら、大雨の被害を
受けている方がいらっしゃるかも知れません。
また、ご親族、知人、友人等々の方で、
先月の大雨で被災されている方
いらっしゃるかと思います。
早く、一日も早く日常を取り戻す様に、
私も願っております。
さて、7月、8月は新盆・旧盆という事で、
行動制限の無い3年ぶりのお盆を
今年は迎えた訳でございます。
久しぶりに帰省されて、
お墓等々に行かれた方も沢山いらしゃるかと思います。
また、お盆の期間中、
この動物霊堂にも足を運んでいただいた方、
沢山おられるかと思います。
ご先祖様に久しぶりに
自分たちの姿を見ていただき、
また、此処では動物たちに家族一同、
久しぶりにお盆の供養が出来たのでは
なかろうかな、とこの様に思っております。
9月に入ってまいりました。
やっと、朝晩涼しくなってきております。
9月になりますと…
10日後には『お彼岸』が入ってまいります。
お彼岸ですね。
9月の秋季のお彼岸が入ってまいります。
今年は9月20日から26日、この1週間が
お彼岸の期間となってまいります。
皆さんお彼岸には、ご先祖様の供養に
足を運んでいただける方が沢山
いらっしゃるかと思います。
また、この霊堂にもお彼岸参りに来て
いただける機会があろうかと思います。
さて、お彼岸でございます。
お彼岸には“ご先祖様に想いを馳せる”
という事で、
お墓や仏壇に手を合わせる機会があろうかと思います。
お彼岸って、どういう世界かわかりますか?
お彼岸って、何でしょう?
知ってる方いますか?お彼岸って。
最近ね、あまりお彼岸知らない方、
沢山いますけれども、
名前は知っているけど、
っていう時代でしょうか…
漢字で『お彼岸』って
思い浮かべてみて下さい。
“彼岸”って何処かという事でございます。
お彼岸、つまり“あの世”の事でございます。
“あの世”というのは、
どういう所かと言いますと…
知っての通り、
「亡くなったらどうやって極楽の浄土に
行くんですか?」ってお話し、
聞いた方いらっしゃると思うんですが、
まず“三途の川”って、
さすがに聞いた事あるかと思うんですが、
三途の川を挟んで向こう側の岸の事を
“彼岸の世界”と云われております。
そこへ行くには三途の川を渡って行くんですけどね。
渡った先岸が彼岸の世界でございます。
逆にこの世界でございます。
此処を何というか?と言うと、
こちらの世界を『此岸』と書きます。
“此岸、此岸の世界”でございます。
彼岸はあの世の世界、
私たちの今現在生きている世界を
此岸と言って、この世の世界でございます。
あの世とこの世という風な言い方しますよね。
そこでございます。
彼岸の世界って、
どういう世界といいますと、
迷いが一切無い世界でございます。
“悟りの世界”という風な言い方もしますね。
彼岸の世界には何の迷いも無い世界が
広がっている。
極楽浄土もそこに在るという風に
伝わっております。
何の迷いも無い所でございます。
逆に此岸、この世でございます。
どうですかね、この世に住んでみて。
皆さん、どうですか?
まあ、生きていますからね。
楽しい事も沢山あろうかと思いますが、
楽しい事以上に迷いの方が多い方も
いらっしゃると思います。
“迷いの世界”なんですね、この世は。
長い間生きていますと、
いろいろ迷いとか、戸惑いとか、
もう嫌な事いっぱいないですか?生きていると。
これがこの世でございます。
それを以って
「彼岸の世界に想いを馳せる」というのが、
またこの一つ彼岸の期間という事でございます。
彼岸も1週間ございまして、
ご先祖様に想いを馳せる、
または仏様に想いを馳せる、
いろいろな所で想いを馳せる機会が
彼岸の期間でございます。
ちょうど「彼岸の中日の日」というのが
あるんですね。
それが今年9月23日の秋分の日、
旗日となっております。
これが彼岸の中日、真ん中の日なんですね。
この日はどういう日かといいますと、
夕日、お天道様、太陽が真西に沈んでゆくと
云われております。
太陽は“お天道様”と昔から
いわれておりまして、
手を合わせる対象物にもなっているんですね。
最近太陽に手を合わせる方、
私もあんまり見た事ないんですが、
もしかしたら皆さま方の曾おじいちゃん、
曾おばあちゃんくらいの方でしたら、
お天道様に手を合わせている姿を
見られたかも知れません。
朝、朝日に向かって
「今日一日、無事でありますように」と
手を合わせる。
また、夕方、夕日に向かって
「今日も一日、無事に過ごせました」と
感謝の手を合わせる。
太陽も拝む対象にもなっているんですね。
なので、彼岸のちょうど中日、秋分の日、
ちょうど太陽が真西に沈むこの日に
『日想観』という一つの修行方法、
想いを馳せる修行方法がございます。
真西に沈んでゆく夕日に向かって
そっと手を合わせて想いを馳せるという風な
一つの実践仏教でございます。
こうして夕日を拝んでいると、
瞼を閉じた時に太陽が残像として
残るんですね。
それを「仏様」と捉えるんです。
なので、朝日に無事を願う、
または夕日に感謝を願うという対象にも
なるんですね。
真西に沈む太陽の世界には何があるか?
という事でございます。
西の世界には何が広がっている所でしょうか?
“西方極楽浄土の浄土の世界”が広がって
いる所でございます。
そこに太陽の如く居られるのが、
西方極楽浄土に居られる
阿弥陀如来様でございます。
なので、朝日に向かって手を合わせる方、
また太陽に、極楽浄土に眠っている
ご先祖様や動物たちに想いを馳せて、
手を合わせる姿もあるかと思います。
もしお彼岸の中日に天気が良かったら、
覚えていたら、
夕日に一度静かに手を合わせてみて下さい。
そして自分たちの想いを馳せてみて下さい。
心の拠り所、極楽浄土。
また、皆さま方が大事にしておられました
動物たちが今現在静かに眠っている
浄土の世界が目の前に広がっているかと思います。
また、お彼岸にはこちらの霊堂にも
想いを馳せて手を合わせる機会も
あろうかと思います。
是非、また来ていただけたら幸いにと思っております。
今日は、どうもありがとうございました。
ようお参りいただきました。
【担当:卜部】
《次回の法要の日程をお確かめください》
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